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Oーリングテスト認定医に診察してもらう Part 1

O-リングテストが受けられる認定医リストはこちら

 

今回は、実際にOーリングテストの認定医として認められている先生に、診察をしてもらった経緯の事を書いていきます。

 

この話は、今から17年前の話になります。

この頃は、まだO-リングテストの実用性、凄さというものに気が付いていませんでした。

 

この事をきっかけに、「身体の精密さ、人間が本来持っている能力」というものの探求心に、更に火をつけた出来事でもありました。

 

 

この記事を掲載するにあたり、診て頂いた病院に確認したところ、私が実際に診察して頂いた、認定医の先生は今は個別でのオーリングテストでの診察は行っていないとの事でした。


ご自身の、一般の診察自体も減らし後進の育成にあたられているようです。

従いまして、先生の名前、病院名は匿名とさせて頂きます。

 

 

 

当時私は、化学プラントを作る会社に勤めていました。
私はその会社の建築部門に所属していて、主に工場の新築や増改築などの建築に携わっていました。

 

7月のある日、いつもお世話になっている化学工場の会社で、増改築の話があり、その計画実施に先立ち現場調査を行っていました。現場調査とは、生産設備機器の各所の寸法を計測機等で計測し図面との整合性を確認したり、図面では見きれない各所の細かい寸法を確認していく作業です。

 

その時は、たまたま仕込み作業といって、有機溶剤をタンクに入れる作業が始まったところでした。作業員は当然、保護メガネや防毒マスクを使用しての作業を行っています。その時、私は仕込み作業があるとは思っていませんでしたので、何も準備しておらず無防備でした。

 

化学工場の工事を多く経験したきた私は、溶剤系の匂いは比較的慣れていましたので、私はそれほど気にせず、すぐ近くで現場調査を続けておりました。

 

でもいつもとちょっと違ったのは、溶剤系のにおいがいつもよりかなり強くて、時々むせかえるほどだったのと、現場がせまくて逃げ場がなく、そこからすぐ離れる事ができなかったのです。

 

後でわかった事は、その有機溶剤は純度99%のトルエンでした。

純トロという奴です。

 

この事が、これからしばらくして苦しめられる、ある症状の引き金になったのです。

 

 

 

 

最初は、風邪かなと思っていました。

 

現場調査から、丁度ひと月経った頃に、喉の違和感が数日続いていたこともあり、耳鼻咽喉科に受診しました。

 

「喉が少し腫れているね」、との事で薬(抗生物質)が処方されました。

 

処方された5日分を飲み切ったら、喉の違和感がなくなったのでその時はそれで済みました。

 

間が空いて、その後2ヶ月ほど経った9月下旬頃に、咳がでるのと頭痛やだるさといった風邪症状もでるようになったので、再度前回の耳鼻咽喉科へ行くことにしました。

 

この時も、抗生物質を処方されたのですが、薬を飲んで1週間経っても咳が収まる事はありませんでした。

それで、風邪ならやっぱり内科医に行かないと駄目なのかなと思い、以前いった事のある内科医院へ受診する事にしました。

 

内科医院での診察結果は「たんなる風邪でしょう」という事で、風邪薬(抗生物質)を処方されました。

幸いこの時は4~5日で、咳と風邪症状は治まりました。

 

 

11月に入り又、突然、喉の違和感から咳が出始め、同時に風邪症状もあったので前回と同じ内科医へ。

やはり前回同様、風邪の診断で薬(抗生物質)を5日分処方されました。

 

しかし、5日分を全部飲み切っても、今回は咳が止まりません。

しかたないので再度受診。

 

今度は違う薬(抗生物質)を処方されましたが、やはり咳は止まりません。

 

その内あろうことか、今度は気管支が苦しくなってきました。

4日後に再度受診すると気管支炎をおこしているとの診断で、新たに気管支炎の薬が追加されることに。

 

なんで?薬飲んでるのに悪くなっていくの?私が悪いの?と思いながらも、その後1週間くらい薬を飲み続けたらなんとか体調は回復しました。

 

 

ひと月後の12月に入ってすぐに、又咳が出るのと体調が思わしくないのが再度勃発。

しかたなく、前回の内科医院へ行きます。

 

そしたらやっぱり風邪の診断。

いつもの薬(抗生物質)が処方されるから、それ飲んで様子見。

 

その時は体調が戻って治った感じがしてました。

 

でも、又暫くすると、咳が出て、体調が悪くなるのです。

しかたないの又内科医に行って、薬貰って帰ってくる。

 

これの繰り返し。

 

その内、2週間経っても体調が良くならず、更に咳の症状も改善しません。

そうしていよいよ今度は、咳をしだすと、止まらなくなるようになりました。

 

それが次第に、強い咳込みで胸が苦しくなるくらいになりました。

 

それでもお医者様は、抗生物質しか処方してくれないので、あきらめと期待感の中で、それを飲み続けるしかなくじっと我慢して身体が元に戻るのを待ちました。

 

風邪症状は良くなるのだけど、咳が治らない。

 

咳が2~3週間続く、或いは治ったと思ったらまた咳だけが何日も続くという状況がひと月続きました。

 

 

さすがにこれだけ頻繁に咳が止まらない状態が続くので、風邪以外の病気ではないかと疑問がわいてきます。

 

熱も出ているわけではないし。

 

 

そこで咳喘息やアトピー喘息を疑い、呼吸器専門医に診てもらったほうがいいのでないかと思い、市内で一番評判が良いとされる呼吸器専門の病院へいってみる事にしました。

 

アレルギー検査や、精密検査をしたのですが、検査結果は特に異常なしとの診断。

 

でも、咳が止まらないという症状は続いていたので、取りあえずこの薬を飲んで様子を見て下さいと、今までにない位の大量の薬を処方されます。

 

吸入薬(おそらくステロイド系)、アレルギー、咳止め、抗生物質その他で6種類の薬でしたが、それを見てこれはまずいと感じました。

 

原因も分からないのに、効くかどうかも分からない、これだけの薬を飲んで大丈夫なのだろうかと...。

 

それでも少しでも良くなればと、一縷の望みを託して6種類の薬を飲むのですが、相変わらず咳は治まらず、むしろ咳が出る間隔が短くなっていき、咳をしだすと何分も止まらない状態になりました。

 

胸を押さえてうずくまるくらいの苦しさになりました。

 

この頃になると、なんの前触れもなく突然咳が出て、出るととにかく咳が止まらないという症状に悩まされました。

 

この症状が出ている時は、たまたま会社の会議がなかったので良かったのですが、会議中に突然なんの前触れもなく激しい咳がでて、止まらない状況になった時の事を創造すると、ぞっとしていました。

 

早くなんとか治したいと思い悩んでいた時に、当時、私の武道の師匠でもあるK先生に相談したところ、ある先生を紹介して頂いたのです。

 

その先生が、O-リングテスト認定医でもあるT病院のS先生でした。

 

 

つづく。

 

 

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